

オムライス
白浜の飲み屋通りから少し離れた通りの奥に丸安食堂という店があった。 数年前に閉店してしまって今はもう在った場所すら、更地で雑草だけが賑やかだ。 6月30日から7月5日までユリイスさんで開催していた企画展用にその丸安食堂を描いた。 「レッドリスト」がテーマの今回の企画では紀南の消えそうなもの、かつて在ったもの、後世に伝えたいものを各々が絵として現す。たいものだった。 白浜は今、新しい店やホテルがどんどん出来ては、古い店や建物が静かに消えているのが日常だ。 丸安食堂は大将の作る味の濃いオムライスが名物で 酔っ払いの終着駅のような店だった。 もう記憶の中でしか見れない丸安食堂を朧げな記憶を頼りに描いてみた。 いつ無くなるかわからない店で言えば、このivorybooksでも良かったんだけど、まだまだ辞める気はない。(あくまで本人の、希望やけど)
7月5日読了時間: 1分


ストーンアート
今日は月に一度、個人で開催しているデザイン部の活動日で今月からしばらくは石に絵を描く「ストーンアート」に挑戦することに。 先週、志原海岸に行って拾いまくった石ころ達が大活躍。皆、自分の中のイメージをどうイラストに描き起こすか考えながら石を選んでいました。 ストーンアートを始めてしたのは忘れ物しない中学時代の美術の授業中だった。 あの時は各自持ち寄った小石に絵を描いていく感じだった。私はどこで石をゲットしてきたのだったか、忘れてしまったがその形が段差のある三角だったのでインスピレーションから「グランドピアノ」にしたのであった。我ながら閃きが冴えているなと天狗になっていたが、クラスの帯刀という女子の作品がキョーレツに上手すぎて私の中の慢心と奢りはあっというまに物陰に引っ込んだのだった。彼女の作品はとてもカラフルだった。 台形の形をしていたがそこに着想を持たずに、好きな色で好きにに塗る。それが彼女のスタンスだった。実はこの帯刀女史は水泳部で、毎回素晴らしい好成績を収めるほどのプレイヤーで顔もボーイッシュながらに端正で私とは全くタイプの違う人だった。そん
6月19日読了時間: 2分


窓の光
御幸ビルディングには季節の移ろいをすぐに感じとれる場所がある。 2階へ続く階段の窓と、トイレの窓だ。 ビル北側の外壁は蔦が茂っている。 除草した方が良いのだろうが、除草する気分を一気に挫くほどの草は量なので今までずっと放置気味である。そんな蔦の葉がどんどんと増えて大きくなって窓を覆うのだ。 冬枯れの寂しい季節には明るい光をたくさん降り注ぐ窓は夏になると、その溢れ出る生命力を葉っぱに変えて窓を包み込む。光量が減って薄暗くなって涼しげな雰囲気を醸し出すのだ。 今年もまたどんどんと葉が茂って窓が心地の良い日陰を落とす季節がやってきた。
5月23日読了時間: 1分


束の間の開放感
やっと確定申告が終わった
3月11日読了時間: 1分


本ジャケ展大賞と参加賞作りました
昨年末の本ジャケ展では「小さな貴婦人」のジャケットを描いた有木さんが大賞に。あらためて、おめでとう御座います。 そしてありがとうございました。 作品展告知のタイミングが遅く、忙しい中で作品を出してくださった皆様には感謝感謝でした。 大賞の有木さんには瑞花堂の瑞稀ちゃんと話し合って革のブックカバーをオリジナルで製作してお渡しすることにしました。 今回も、田辺にあるギャラリーユリイスの中山さんのお力によってレーザー刻印でジリジリとオリジナルのマークを焼き付けてもらいました。 革はヌメ川、イタリアのオットチェント社の革を使用。 なんとか出来上がり、無事に渡すことができました。いつも痛感することだが、採寸と型作りはゆとりを持たせて、思っているよりも5ミリは大きく作らないと…今回これを忘れていて仕上がってから文庫本がキツキツでスッと入らず冷や汗が出ました。 時間もなく、ぶっつけ本番で作ったことも行けなかった… 冷や汗を流しながらなんとかならないか考えに考え、めちゃめちゃ原始的な方法で乗り切りました。 まぁ、方法はご想像にお任せします。 ただ、今回のことで痛
1月13日読了時間: 2分
