窓の光
- mihoko nakamura

- 5月23日
- 読了時間: 1分
御幸ビルディングには季節の移ろいをすぐに感じとれる場所がある。
2階へ続く階段の窓と、トイレの窓だ。
ビル北側の外壁は蔦が茂っている。
除草した方が良いのだろうが、除草する気分を一気に挫くほどの草は量なので今までずっと放置気味である。そんな蔦の葉がどんどんと増えて大きくなって窓を覆うのだ。
冬枯れの寂しい季節には明るい光をたくさん降り注ぐ窓は夏になると、その溢れ出る生命力を葉っぱに変えて窓を包み込む。光量が減って薄暗くなって涼しげな雰囲気を醸し出すのだ。
今年もまたどんどんと葉が茂って窓が心地の良い日陰を落とす季節がやってきた。





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