8日に発表された巨大地震注意により10日はシーズンの白良浜は無人な状態になっていた。
花火大会も中止、白浜町内全ての海水浴場も閉鎖。
ここまでしなくてもの声が上がっていたが、必ず起きる南海トラフへの心構えとしてはこれで良いと思う。寧ろ、毎年この季節は道が混んで何かと地元住民が迷惑しがちなので人が少なくてありがたい。
こんなタイミングで始まった店内でのプチ展示「メルヘン絵はがき展」。
白浜町在住の玉置さんのコレクションであるメルヘン絵はがきを1ヶ月店内で展示させてもらうというもの。1980年代、観光地のお土産屋にて売られていた昭和の思い出紙雑貨である。
丸文字で書かれたドリーミーなポエムと、ふわふわソバージュのキャラが水彩で描かれているなんともファンシーな絵柄な旅の絵はがき。
過ぎ去りし元気のあった頃の日本は想いを馳せながら壁に3Mの強力テープで額縁を取り付けた。
開始早々、お客さんが、ちらほらみえて展示を見ていってくれた。これも海水浴場が閉鎖してくれたおかげだと思う。
お盆を過ぎると、一気に色を失うかの様に引いていく白浜の夏の気配。
今年は早めの夏終いとなりそうである。
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